バッテリーが使えなくなる理由

主な原因は“サルフェーション”と呼ばれる硫酸鉛(PbSO4)が電極に付着し結晶化する為です。この硫酸鉛(PbSO4)は絶縁体であるため”電気が流れない“現象が起きて、バッテリーの発熱や充電不足を招きます。この悪循環でバッテリーの電極が崩壊し、使用できなくなってしまいます。バッテリーが使えなくなる理由の約9割がこの“サルフェーション”が原因です。


バッテリーで
サルフェーションが起こると…


精製水の補充が必要になる

充電及び放電時にバッテリーの電極と電解液の温度が50 °C以上に上昇し、電解液の減り方が早く、頻繁に精製水の補充が必要になる。

使用時間が短くなる

充電が充分に行われないまま短い時間で完了し、使用できる時間も短くなり、その結果、充電回数が増える。

電解液の比重が上がらない

充電完了後に電解液の比重を測定した時、液温度20°C換 算で1.25以上に上がらない。
※正常なバッテリーの比重値は100%充電状態で、1.28(20°C換算)

定格電圧まで達しない

充電完了後にバッテリーチェッカーで電圧を測定した時、定格電圧までに達しない。以上のような現象が現れます。

サルフェーションを除去し、
バッテリーが再生する様子


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